Living my life

カナダ生活、日々思うこと、様々です。将来どころか明日も見えていない。これだから人生は楽しい。

父の日

今日は父の日。久しぶりにお父さんにラインをした。そもそもお父さんがラインをしているということが今考えると時代も進化したなあと思ってしまう。高校の時にお父さんにラインについて説明したことがありその時お父さんはへえそんなのがあるなんて便利な世の中になったねえと言っていた。それが今ではそのお父さんもラインを使いこなしているという時の流れの早さに驚いている。

85歳のおじいちゃんですらラインを僕より使いこなしているのにはさらに驚きである。

 

 

 

 

お父さんとはこれまでたくさんの思い出を共に作ってきた。超絶アウトドアなお父さんは僕が小さい時からいろんなところに連れて行ってくれた。山や海、旅行など今思うと素晴らしいお父さんである。

 

小学生のとき夏に海に行ったのだが、沖の方の僕が足の届かないようなところまで僕を連れて行き、よしここからは泳いで戻って来いと笑いながら僕を置いて砂浜の方へ戻ってしまったことある。ろくに泳げなかった僕はこんなことをする意味がわからなすぎるとお父さんを恨んだが結局冗談だよと言って戻ってきた。そんなたまにぶっ飛んだこともするのが僕のお父さんである。

 

 

一緒に住んでいた頃はとくにお父さんについて思うことはあまりなかったが今親元を離れて見て彼へのありがたみが溢れている。

自分もいつか父親になったらああなりたいなあと思えている。

 

 

お父さんが優しすぎたのか僕には反抗期という反抗期がなかった。反抗期といえば親とぶつかり合って喧嘩してしまったり親とあまり口をきかなくなったりすることを言うのだと思うが僕はそんなことがなかった。別にうざいとかも思ったこともなかったし暴言を吐いたこともなかった。なんせ彼は自由気質な人で僕にガミガミと怒ったこともほぼない。

 

悪いことをしてしまった時も怒りはせず自分の頭で考えたらやっていいことと悪いことくらいわかるでしょうといつもさやしく言う感じだった。

そのため父へ対する不満もなくそれが反抗期がなかった理由の一つなのかもしれない。

 

 

僕は彼に性格が似ているため僕のこの自分の人生なんだから自分のやりたいことするし行きたいように生きるっしょというこの感じもお父さんととても似ている。

カナダに行くと決めた時もいーじゃんいーじゃん楽しんでこいよと笑いながら軽い感じで言っていた。

 

 

そんな彼から学んだことはとても多いしこれから学ぶこともたくさんあると思う。

彼への尊敬と感謝の気持ちを忘れずいつか子供の頃の思い出話でもしながらお酒を飲める日を楽しみに頑張るとしよう。