7月4日inアメリカ
最近更新をサボり気味だが毎日変わらず楽しい毎日を送っている。
アメリカに来てから一ヶ月と少し経ち、少し慣れてきたアメリカンライフを楽しんでいる。
もう今日は7月10日だが、7月4日はアメリカの有名な祝日であった。Independence day と呼ばれるこの日はアメリカの独立記念日である。
ただの祝日だと思っていたがそんなことはないらしい。ホストに聞くと人や場所によっては大晦日とか元旦よりもどんちゃん騒ぎをしたりするとか。。。
ホストははっきりこの祝日を嫌いと言っていった。とても強く。理由を聞くとこの日はこの街では朝から夜まで花火が上がりまくるそう。昼間でも関係なしに花火をバンバンあげるらしい。こちらにきてから知ったことだが、こちらの市販の打ち上げ花火はかなり本格的である。音もクオリティもかなりレベルが高い。
その花火によってホストがかっている約50匹ほどの犬たちは一日中ガタガタ震えて過ごすことになるという。
雷などがなると震えたりする犬がいるが花火を怖がる犬たちもたくさんいるそう。
ホストから聞いた最悪のIndeoendence dayの犬の話は、ホストの友達が当日町で行われるお祭りに行ったそう。行く前に犬が家にいたので、バスルームの中に連れて行き、ゲージの中に入れ、上からタオルもかぶせ花火の音が聞こえないようにラジオを大音量で流した状態にして出かけたらしい。犬に花火の音が聞こえないようにするためだ。
そしてその飼い主が祭りから戻るとなんと犬は死んでしまっていたらしい。あれだけ花火の音が聞こえないようにしたつもりだったが、音は聞こえていたらしく、ビビりまくって犬はゲージから逃げようとして何度も何度ももゲージに突進をして血だらけになりそれでも突進を続けて死んでしまったらしい。
その話を聞いたのが7月3日だったのだが、次の日が怖くなった。なぜならここには50匹近い犬がいるからである。
みんなが花火の音に怖がり狂ってしまったら数が数のため止めることは難しい。
幸いにもここの家は街から少し離れていて周りにもあまり家がないため先ほどの死んでしまった犬のようにはならないとは思うが油断は禁物だ。
そして当日犬たちがいる小屋の窓を全て閉め、ステレオで音楽を爆音で流し出かけた。小屋の中に30分ほど滞在し、外で花火が鳴ってもこの中には聞こえてこないというのを確認してから出かけたため安心だ。
街に着くと一体どこからきたのかと聞きたくなるくらいのたくさんの人たちが街に溢れていた。もはや街の中に車で突入することは不可能だった。
で店のようなお店がたくさんありみんな国旗を持ったり国旗が乗っている服を着たりして全力で楽しんでいる様子だった。
パレードもやっていていろんな人たちが行進していた。みんな笑顔で幸せそうだった。
夜には花火がたくさんあがり綺麗だった。家に戻ると全ての犬が無事だったので一安心した。これをホストは毎年しているのかと考えるといい意味でも悪い意味でも一大行事である。
初めてでかい国の行事に参加したがみんなアメリカ国民であることをすごい誇りに思っているんだなというのがとても伝わって来た。
日本でも国に関する祝日はいくつかあるが国民みんなで日本国民万歳的なことをする機会はないのでなんかとても新鮮に感じた。
残りのアメリカ生活も惜しみなく楽しみたい。