Living my life

カナダ生活、日々思うこと、様々です。将来どころか明日も見えていない。これだから人生は楽しい。

アメリカの国境へ突入

 

 

 

 

 

 

六月に入ってから一週間ほど経った。この一週間ほどでだいぶ状況は変わった。

先週までカナダにいたのだが今はアメリカに滞在している。アメリカ滞在の理由としてはビザの更新とプチ観光だ。

 

 

アメリカには中学校の時に一度来たことがあるがもう昔過ぎて楽しかったという記憶がぼんやり残っているくらいだ。しかも前は飛行機でアメリカに行ったが今回はカナダからなので陸路で入国するという新しい経験だった。

 

 

アメリカでのステイ先は以前のカナダでのホストの知り合いのお家である。カナダとかアメリカとかはコネクションが大切というか知り合いなどのつながりで仕事やステイ先などが見つかったっという話をよく聞く。僕も前のホストに出会えたおかげで今アメリカに滞在日無料でステイすることができている。

 

 

アメリカに行く当日、前のホストがここの家まで送ってくれたので彼女の車でバオーダーラインに向かった。バンクーバーからボーダラインまでは30分もあれば行くことができる。すぐにボーダーラインについた。

 

国境の間に立っている建物は日本の高速の入り口のような感じだった。ゲートがいくつかありそこの横に小さいボックスのようなものがありそこにスタッフが立っている。

そこでスタッフにパスポートを渡した。カナダ人がアメリカに入国するのは他の国からアメリカに入国するよりも断然楽だそうでホストはパスポートを見せて入国の目的とかを聞かれてすぐにOKと言われていた。

 

 

しかし僕の場合はそう簡単にはいかなかった。僕のパスポートの中身を見るなり駐車場に車を止めて荷物全て持って建物の中に来いと言われた。ここのスタッフは皆強いかををしている。顔が強いというより重要な仕事のためかみんなギラギラと目を光らせ怪しい奴が入国しようとすれば一瞬で捕まえてやるからなと言わんばかりの険しい顔をしている。

 

 

そんな人に中に来いと少し強めに言われたので僕は結構緊張していた。

恐る恐るホストとともに建物の中に入るとさらに険しい顔をしたマッチョメンたちが5〜6人いた。

そのうちの一人と話すとどうやら僕のパスポートには日本出国のスタンプはあるがカナダ入国のスタンプがないということだった。

 

 

お前スタンプなしでどうやって入国したんだよとか強めに言われたけど僕はただ普通に入国したしスタンプがない理由もさっぱりわからなかった。

そう伝えるとじゃあビザ見せてと言われた。

僕はこの数ヶ月観光ビザでカナダに滞在していた。観光ビザというものは特に紙とかそういう証明できるものというか形あるものではないと完全に思い込んでいたし空港で観光ビザの紙を渡されたわけでもなかったので何も証明できるものを持っていなかった。

 

カナダに住む友達にあとで確認するとどうやらその友達は観光ビザの紙を持っているそうでどこで手に入れたの?と聞くとワーホリが終わったと同時に家に届いたと言っていた。

 

 

 

そんな感じでトラブっていたのだが方法が一つあると言われた。

それは今持っているけどまだ発行はしていないワーホリのビザをカナダ側に一度戻り、発行してから入国するという方法だった。

 

 

今からアメリカに入るというのにカナダのワーホリをスタートさせてしまうのは嫌だったがそれしか方法がないというならそれに従うしかなかったのでもう一度カナダ側に戻り、ワーホリのビザを発行した。

 

 

その発行するのにも30分ほどかかってしまいトータルでは結構な時間がかかってしまった。ホストには待たせてしまって申し訳なかったがその後無事入国することができた。

 

そこからアメリカでのステイ先に向かったのだが港町にある綺麗なおうちだった。以前のホストの知り合いということでここも犬のレスキューをしている。具体的にいうと何らかの理由で行き場がなくなってしまった犬や捨てられてしまった犬たちをこの家で保護し、次の飼い主が見つかるまでの間ここで飼っているといった感じだ。

何より驚いたのはその犬たちの数。今は合計47匹いるらしい。以前のところでも20匹前後だったためさすがに47匹には驚いた。

 

 

そうして数週間ほどのステイが開始したわけだがここは何かと大変そうだ。朝と夜犬たちにご飯をあげると言っても数が数なので大掛かりな作業だ。慣れるまで時間がかかりそうだが動物園の飼育員になったような気持ちで少しワクワクしている。

少しでも多くの犬の名前を覚えられるように頭をフル回転させて頑張りたい。

 

 

 

 

 

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