日本を出てみて感じる日本の社会
こんちゃ〜Toyです〜。
もうすぐ一月も終わろうとしてるけど今回は日本を出てみて感じる日本人について書こうと思う。
僕もこれまで、学校生活やアルバイトなど普通の学生時代を歩んできた。
そんな中で出来上がった僕という日本人だが、日本を離れて気づくことが本当にたくさんある。
もちろん生活スタイルなどが違うのは当たり前だが、なんというか生きていくということに対するスタンスも全然違う気がする。
学生時代様々なバイトをした。
コンビニ、飲食店、カラオケ、デリバリーなどたくさんの経験ができた。
その時に出会った社員さんたちはみんないつもいつも忙しそうだった。
飲食店なんか特に残業なんて当たり前だし、常に人が足りてない状況だった。
バイト生も少ない上にシフトに入ってるやつが少ない日などは、社員が長時間労働をするのが当たり前だった。
僕はそこで2年半バイトをしたが、2年半もいると職があり、バイトにたくさん出るのが当たり前とか、きついことするのが当たり前みたいな感じになってた。
もちろん嫌だったけど社員とかもっと長くバイトしてる人たちは自分以上にきついことやってたし、頑張らなきゃなあ的な感じでやってた。
朝や夕方電車に乗ってても、スーツを着ている人たちはほとんどの人が、死んだような顔でスマホを見てたり寝てたりする人ばっかりだ。
朝の満員電車なんか特にみんな顔が死んでる。
今までそういう世界で生きてたからそこまで気にならなかったし、自分もこんな風になるんだなあって思ってたけど、カナダに留学している今、それがいかにヤバイ状況なのかがわかる。
バンクーバーについてまず電車に乗ったんだけど、日本みたいに死んだような顔をした人はまずいない。
みんな笑顔で会話を楽しんだり、知らない隣の人に話しかけて会話が弾んでる人もしょっちゅう見た。
目が会うだけでにっこりしてくれるし、そんなこと経験したことない自分にとっては、すごい不思議な感覚だった。
街を歩いててもみんな楽しそうに歩いてるし、笑顔の人が本当に多い。
歩きながらスマホを見てる人なんて日本に比べたらほぼいないくらいだ。
駅員ですら客と笑顔で会話して楽しんでいた。
お店などに入り何か買うときもほぼ100%の確率でHow are you?って店員が声かけてくる。
中には、ねー、聞いてよーみたいな感じでベラベラ話しかけてくる店員もいた。
ホストファミリーも仕事が終わるとすぐに帰宅して、家族の時間や自分の時間を毎日王存分楽しんでる。
土日になり、外に出るとたくさんの家族連れや夫婦やカップルなどみんなキラキラした笑顔で休日を楽しんでる。
ホストファミリーに残業とか土日にやらなきゃいけない仕事とかないの?と聞くと、
とんでもない、あったら仕事辞めてるわよ。って返事が返ってきた。
働きまくりの日本から来た僕は全てが新鮮だった。
ちなみにだが過労死という単語があるが、英語ではその単語はない。Karoushi.そのままだ。
このことについてホストマザーに聞くと、そんなの頭おかしいわ、楽しんで生きてくために囲碁としているのにそれのよって命を奪われるなんておかしい。って言ってた。
その通りだと思う。
あくまでも仕事は生きてくためにしているものだ。
自分のしたいことでお金を稼いでいれば仕事をしながら楽しめるかもしれないが、ほとんどの人はそうはいかない。
やりたくない仕事でも、生きてくためにはしなきゃいけないのだ。
日本では、24時間営業という言葉は聞き慣れているが、こっちで24時間営業のお店なんてほぼない。
仕事をしながら、それ以外の時間を楽しみながら生きてる人と、仕事がいっぱいいっぱいでろくに休む時間がない人とでは、同じ人間なのに差がありすぎる。
日本人はなぜあんなに働かなくてはいけないのだろう。
改善策とかはわかんないけど、あの社会はおかしいと思う。
カナダに来て身をもって感じた。