Living my life

カナダ生活、日々思うこと、様々です。将来どころか明日も見えていない。これだから人生は楽しい。

国が違えば、くしゃみへの想いも違う。

くしゃみ好きですか?

この質問おかしいかなやっぱり。

 

僕は好き。出る前のあのもどかしさといったら最悪だが、出た後のすっきり感は半端じゃない。

 

人それぞれ音もスタイルも違くて、それすら楽しんでしまっている自分がどこかにいることは間違いない。

 

 

しかし、時期よっては最悪だ。

僕は花粉症を持っている。

 

花粉が舞い散る時期はもう最悪という言葉以外見つからない。

受粉のためという理由で花粉は人間を苦しめる。

 

わかっている。

子孫繁栄するためには仕方がないことだし、人間に花粉を飛ばすなと言われる筋合いもない。

 

ただ、あまりもきつすぎませんかということを伝えたい。

ダラダラに鼻水を垂らし、目が痒くて痒くてたまらず、常にくしゃみをする目のような顔をしなければならない。

 

鼻水と目のかゆみに関しては本当に厄介だ。

 

鼻水はかんでもかんでも出てくるし、目はかいてもかいてもかゆい。

ほぼ無限に続く。マスクを付けるなどの対処方法は幾つかあるが、僕はマスクというものが大の苦手だ。

 

息しにくいし、やだよあれ。

 

そんなこんなで花粉症は苦手分野だがくしゃみはそうでもない。

 

先日いつものようにくしゃみをした。

へックシュン。我ながら豪快なくしゃみだった。

 

するとホストマザーはいつものように

Bless you.

といった。

 

これはごく普通のことであり僕も誰かがくしゃみをするとBless youというようにしている。

 

みんなが言うから言っている。そんな感じだった。意味もお大事に。てきな感じだろうなあって感じだった。

 

その日ふとちゃんとした意味が気になった。

 

普通に日本では何も言わない。

それを英語では普通に言ってるのになぜ僕は意味を知らないんだ。と少し焦りを感じた。

言葉自体知らなければまず問題はないが、カナダで普通に使っているにもかかわらず、ちゃんとした意味を知らないのは良くない。

 

 

調べると、お大事に。という意味のほかに、神のご加護をという意味も出てきた。

 

なんだよ、神のご加護をって。

 

詳しく見てみると何やら、英語圏ではくしゃみをするとその人の肉体から魂が抜け出して病気になるという迷信があるらしく、それの影響でBless youが使われているらしい。

 

 

何じゃそりゃ。日本とくしゃみに対する意識違いすぎだろ。

くしゃみ好きですか?僕は好きですよーなんて言ったけど、おかしいやつやん。

 

まあでも迷信であることは間違いない。

もしそれが事実なら、毎年毎年花粉が飛ぶ時期にくしゃみを1日に数え切れないほどする僕は魂が抜けすぎて大変なことになっているだろう。

 

でもなんか良いね。

電車の中でどでかいくしゃみをしたとしても少なからず90%くらいの人はお大事にって思ってくれるということだ。(くしゃみがいいこととは思ってないだろうけど)

 

日本で同じことをしても間違いなく、

うるせーな、マスクしろよ、口押さえてしろよ

などマイナスなことしかみんな出てこないだろう。

 

 

意味も完全に理解したし、これからのくしゃみが楽しみだ。