Living my life

カナダ生活、日々思うこと、様々です。将来どころか明日も見えていない。これだから人生は楽しい。

チンピラに追いかけられた日 

 

 

 

保育園から友達のやつがいる。もう友達を超えていると言ってもいいくらいの長い付き合いだ。

そんな彼とはちょくちょく電話をしたりラインをしているのだが、二月くらいに彼から一本の電話が来た。カナダどんな感じよ〜。というような内容だった。

その時の僕は確か日本人と日本語でしゃべるのが久しぶりだったのもあり、めちゃくちゃ一方的にカナダのいいところを言いまくってしまった。

それがなんと彼の心に響いたらしく、その次の週くらいには留学決めたわという言葉を聞いていた。彼は今大学生なのだが、3年生で休学して留学しに来ると言っていた。

 

 

そして待ちに待ったカナダ到着の日が昨日であった。

雨の週も終わり、春になってきて天気も雲ひとつない青空の美しい日に彼はバンクーバーに到着した。

久しぶりの友達との再会は最高であった。話したいこともお互い山ほどあり、久しぶりに語り尽くした。

 

 

そして、ルンルン気分で街を歩いていた時に事件は起きた。

友達と横断歩道を渡っていた時であった。あまりにも僕の友達がルンルンで歩きすぎていたのかもしれないが通りすがりの人にFxxkと言われてしまった。僕は今まで知らない人にしかも通りすがりに言われた経験がなかったため、とても驚いた。

僕は驚いていただけだったが友達は違った。なぜかそいつに向かってFxxkと言い返したのだ。それを聞いた瞬間、まるで逃走中の開始音のように聞こえたのだが、案の定そうであった。すれ違ってす僕らと逆の方向に歩いていた彼だが、その時にはもう完全に僕らの方を向いていた。そして気づいたら僕らはダッシュで逃げていた。

 

 

そして後ろを見返すとそいつも僕らを捕まえようとダッシュでこちらの向かってきていた。もう命がけのレースになってしまったからには逃げ伸びるしかない。友達の顔を見るとうわ〜、俺やらかした〜という顔をしていた。

 

 

普通に追っかけてくるので僕らは普通に逃げていた。今までに感じたことのないダッシュだった。命の危険を普通にあるいている中で経験する期間が他にないため僕らは全力で逃げていた。そしてドラマに出てきそうな落書きだらけの少し不気味なとうりに逃げ込んだ。なんとか振り払うことができたっぽい。一気に体の熱が下がっていくのがわかる気がした。

 

 

そんな感じで助かった僕らだが、捕まってこの世から消されてもおかしくない状況にいたと思い出すとビビる。

 

とりあえず、言葉、態度には気をつけて生きていきたいものである。

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