日本食Day
三ヶ月間滞在したステイ先を出るということで最後の夜に日本料理を作った。
たまたま僕の友達も僕のステイ先に遊びに来ていたのでその友達と二人で作ることになった。
まず何を作ろうかということから決めることになり、ネットなどでこっちの人に受ける日本料理を探した。
そして肉じゃがと寿司と天ぷらがいいのではないかというところまでたどり着いた。
レシピを調べていたその時、ぼくは忘れていたことを思い出した。ホストマザーはベジタリアンであった。他の人は肉を食べられるがホストマザーに一番お世話になりお礼をしたかったため肉じゃがはボツということになった。
天ぷらと寿司になったのだが、二つともネタが大事になってくる料理である。食材のチョイスでまず大きな差が出るということは僕らでもわかっていた。そして寿司のネタについて調べているとこれまた悲報が。どうやら外国人の中には生魚をあまり好きではないという人が少なからずいるちうことで日本のように生魚を使ったお寿司をメインにしてしまうともしたべれなかった時に大失敗で終わる可能性もあるということである。お寿司は慎重に選ばなければいけない。
一方天ぷらだが、特に何が外国人には受けないとかはネットにも書かれていなかったため、自分たちのチョイスを信じて作ることにした。
そして買い出しに行ったのだが、アジア人向けのスーパーに行ったため全てそこで揃えることができた。
こちら部は食べたことない人も多かろう香蕈もそこで入手することができた。
寿司のネタは、ツナやエビ卵アボカドなどを買った。買い物pをしている時は全く気付かなかったのだが、チョイスに慎重になりすぎていた僕らは生魚を気付かぬうちに避けてそれ以外の無難な具材だけを買ってしまっていたため、お寿司ではあるが生魚はないという金曜なお寿司を作ることになった。
みんなここの人は親日家ということもあり、醤油やすし酢、巻き寿司用のあの巻くやつまで家で揃えることができた。生魚がないということでお寿司は全部巻き寿司にすることにした。そしてお寿司を学びたいとなぜか強く望んできた近所の仲良い女性も僕らの手伝いをすることになった。
ネットには外国人の中には海苔をたべれない人も少ないと書いてあったのでとりあえず海苔なしの巻き寿司を作ろうと試みたがこれがとても難しい。まずそもそも巻き寿司作ったことあったかなというくらいに巻き方が初心者すぎるのと、海苔がないためあの巻くやつをべちょべちょに水で濡らしていないと巻き終わってそれを剥がすと米までべちょべちょついてきてしまう。これには結構苦戦した。
さらに驚いたのがその助っ人お姉さんが僕らより全然作るのがうまいということだった。さすがにこれには情けなさを感じてしまったため僕は天ぷら作りへ逃げた。
天ぷらに関しては何にも問題なく完成させることができた。香蕈、かぼちゃ、アスパラ、エビといったところだ。
そして寿司もボロボロながらも完成した。
みんなで食べてみるとまあ普通に美味しかった。何よりホストマザーが大喜びでばくばく食べていたのでそれは二人ともうれしかった。
次のところには一ヶ月滞在する予定なのだが、最終日にはもっと美味しいものを作れるように英語と両立で日本食も少しは知っておかねば。。。