Living my life

カナダ生活、日々思うこと、様々です。将来どころか明日も見えていない。これだから人生は楽しい。

月曜日にお魚作り

 

 

今日は月曜日。

昨日、一昨日と休日を楽しみすぎて今日の朝がめちゃくちゃきつかった。

寝起きがとても悪かった上に、変な夢を見た。

夢自体は変ではないのだが、僕が中学校だった時の思い出をちょっと夢風にカスタムしたというような夢を見た。要するにとても懐かしい人たちや場所が出てきたわけだ。僕は普段夢を見ている時、結構夢の中に入り込んでしまう。あまり見た夢を忘れないというか起きてもしっかり記憶に残っているくらい濃い夢を見ることが多い。

 

今日の夢は特にそんな感じで完全に中学生に戻りきっていたもんだから朝起きて外を見て本気でここはどこ?ってなった。そして今は寝る部屋がアメリカ人の友達と同じである。

ここのホストが小さな寝泊まりできる小屋のようなものを敷地に5つ持っているのだが、先週から宿泊客が来ていて僕らは余っている一つの部屋で二人でここ最近寝ているのだが、朝起きて外を見てここはどこ?ってなって、そこから自然と横を見たのだが完全にその時は寝ぼけながらもまだ夢を見ているような感じだったため本気でこの隣に寝ている人は誰だと驚いてしまった。

 

 

少し時間が経って今見ていたのはすべて夢というのを理解し自分が今、日本にいないということも理解した。

月曜日の体のだるさにプラスでそんなことがったので今日の朝は大変だった。

 

 

朝食をサクッと食べ今日の仕事をホストから聞いた。なんと今日の仕事はゴミ捨てだけらしい。ホストが仕事で街に行かないといけないため今日はゴミ捨てたら自由に過ごしていよというありがたい言葉をいただいた。ただゴミ捨てと言ってもここは山の中なのでゴミ捨て場まで1時間ほど車でかかるのだが。

 

 

さっさと終わらせて自由時間を手に入れようと僕らは意気込みすぐさまゴミ捨て場に向かった。今日も快晴で雲一つなく窓を開けて車に乗っているだけでとても気持ちい。

そんなこんなであっという間にゴミ捨ても終わり僕らは自由時間を手にした。

 

最近僕と友達がハマっていることがある。それは家の近くの池に行きいろいろな形の木を拾ってきてそれをナイフで削り何か作品を作り出すというのに僕らは最近はまっていた。

 

 

ゴミ捨ての帰りに20kmほどあるもう意味がわからないくらい大きい池に行き木々を集めた。

 

 

木々と言っても波に揺られて岸辺にたどり着いた木々たちなので川にある石のように丸い形をしていてとても美しい。しかもとてもナイフで削りやすく作品も作りやすいのだ。はりきりすぎて一人15個ほど拾って家に帰ってきた。

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特に何も考えずに映画を見ながら木を削っていると自分が自然と魚を作ろうとしていることに気づいた。魚ならそこまで難しくない。そこから30分ほど削り続けた。

そして完成したのがこれ。

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下手かうまいかは置いといてこれはどう見ても魚に見える。これを見て魚とわからない人はいないはず!と言い切れるくらいこれは魚だと思う。

 

 

尻尾とかちょっとよくわかんない形になってるし完成度はうーんって感じだが魚と分かればそれでいいじゃないか。そういう感じ。

 

材料も揃ったことだしここを去るまでに何かもっと完成度の高いものを作り上げたい。

 

 

 

 

お金と仕事

 

 

生きていく上でお金は必要不可欠。お金なしで生きていける人なんてそういない。

ほとんどの人がお金を稼ぐため、生きていくために人生のほとんどを仕事に費やすわけだが、2018年が始まってからお金について考えることがあまりなくなった。それはお金持ちになったからもうお金の心配をする必要がないとかそういう意味なのではなく、このお金がかからない生活を始めたからというのが大きな理由だ。

 

 

カナダに来る前は学校に行きながらバイトしてバイトしてお金を得るために結構働いていた。学生時代なんて友達と何処かに行ったり飲みに行くことがしょっちゅうでお金の消費も多かったが、その分稼がなくてはいけないのでバイトもパンパンに詰めていた。

 

 

その生活も今となっては楽しい思い出だが実際にその頃は結構きつかった。

ファミリーレストランの厨房で働いていたのだが、労働時間は今では考えられないくらい働いていた時もあった。某大手チェーン店だったのだが、会社の決まりでは一日に働ける労働時間というのは決まっていたのだがその当時、その店は人手不足だったため決められた労働時間内だけで働いている人なんてバイトの高校生くらいだった。

 

 

ヤバイ時なんて一日12時間以上厨房で働き続けたことだってあった。とてもじゃないけど今はそんなことできない。そこまで働きまくるようになった当初はこんな労働時間馬鹿げているとか、働き終わった後もう死ぬ寸前のような感じになっていたがその生活を続けていくことによって体が慣れてきてしまっていた。土日祝日は特に混むから最低でも9時間くらいは毎週働いていた。

普通だったら誰か一人くらいは店長にこの労働時間はあんまりだと文句を言う人がいてもおかしくないわけだが、なんせ店長は僕らよりも長い時間働いていたため自分たちの労働時間を削って下さいというと店長の労働時間がさらに増えるということはみんなわかっていたためあまり文句を言う人はいなかった。悪循環である。

 

 

日本のチェーン店の飲食店は結構みんな働きまくったりしていると思うが冷静に考えるとそれは間違っている。ここ数年過労死などが問題になりそれ以前よりはどこの会社も改善しようとしているとは思うが多分僕が働いていたお店の店長は未だに長時間労働を毎日しているであろう。

 

 

長時間働いたあとみんなでご飯を食べに行ったりするのはやりきった達成感もありとても楽しかったが、あの頃はお金を稼ぐことと学校で頭がいっぱいだった。こんなバイト早く辞めたいとか思っていたこともあったがやめたら収入源がなくなっちゃうしどうせまたすぐに次のバイトを探さなきゃいけなくなるしなどいろいろあり結局そのバイトは2年くらいしていた。

 

 

もうじき学校も卒業という時期になってきて就職も考えたが特にやりたい仕事なんてなかったし、就職してそこから定年くらいまでは働き続ける毎日かと思うとそれはやだなと思っていた。お金とか仕事とから少し離れてこの今若い時期だからこそ将来についてゆっくり考えたいと思った。しかしそんな夢のようなことができるのか。とりあえずググってみるとあるではないか。

 

 

そこで見つけたのが今僕がしているWWOOFというものだった。農家やファームなどゲストを募集している人たちとそこに行きたいと考えている人たちを結ぶサイトだ。

そこにステイしながら場所によって仕事内容は異なるがお手伝いをしてその代わりに給料はもらえないが食、家などそこでの生活が与えられるというものだった。

 

これがカナダ版WWOOFで

WWOOF Canada

 

 

こっちが日本版。

www.wwoofjapan.com

 

 

始める前は結構仕事とかハードなのかなとか思ったりしていたけど実際に来てみると仕事というよりはお手伝いであり、自由時間もたくさんあるし最高に綺麗な自然を見ながらゆっくり考え事をしたり自分の好きなことができる。

 

将来のことなんてまだわかんないけどとりあえず今は考える期間が必要だと思った僕はすぐにそれを始めることにした。国はカナダにしたわけだがWWOOFはいろんな国ですることができる。もちろん日本でも。

 

カナダを選んだ理由としては自然がめちゃくちゃ多いのといろんな国からの移民がとても多くいろんな人たちと出会っていろんな生き方だったり考え方を聞けると思いカナダにした。

 

 

今のところカナダを選んで大正解だったと思っている。自然は感動して固まっちゃうくらい美しいし、人々も優しくフレンドリーな人が多い。

 

そしてかかるお金はそのステイ先に行く交通費のみなのでこの生活を始めてからお金というものと仕事というものから解放されたわけだがすごく快適だ。

日本で社畜のようなバイト生活を終えてからこの生活が始まったのでなおさら自由感というか開放感がハンパない。

 

 

まだ今の時点では将来どんなことをしようとか大きな夢とかがあるわけじゃないが毎日の肘の中で少しでも何か見つけれればいいなと思っている。どこに行きたいとか何をしたいとからすぐぽんぽん思いつくが将来的なことになるとんー。となってしまう。

この貴重な時間を有意義に使いながら自分のペースで頑張りたいというのが今の目標だ。

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残すところあと三日

 

 

毎日朝起きて外に出て、今日も暑いなーと思う生活ももうじき終わりを迎えようとしている。

 

 

当初六月の二日までここに滞在する予定だったが、ホストのバンクーバーに行く日が二日から五月の三十日に変更になったため予定より早くここを出ることになった。

次はどこに行くかというとバンクーバーで以前のホストに会い少しそこに滞在した後アメリカのワシントン州を目指す。ありがたいことに今住んでいるところからバンクーバーまでも今のホストが車で送って行ってくれるし、バンクーバーからワシントン州までも以前のホストが送って行ってくれるため交通費は一切かからずに済みそうだ。アリガタヤアリガタヤ。

 

 

アメリカ、ワシントン州に行く目的としては第一にビザの更新である。やっとハーホリのビザを手にしたわけだが、今もうすでにカナダにいるため一度カナダから出る必要がある。それが一番の目的だが、普通にアメリカに行くことにすごくワクワクしている。

アメリカでも今と同じようにWWOOFをするのだが、次行くところはなんと前回のファームと同じように犬のレスキューをしているところだ。犬の数はなんと約50匹。大の犬好きの僕には完璧すぎる場所である。しかもアメリカなのに国境ギリギリに住んでいるということもあり、バンクーバーから車で30分で行けるという素晴らしいところである。そこにどのくらい滞在するかはまだ決まっていないのだが、もう今この時点でワクワクしている。

 

そんな感じでここにいるのも残り少ないということで今日は街を一望できる山というか丘のようなところにハイキングに出かけた。

今週はサバイバル犬ハイキングをしたためまだ足に筋肉痛が残っていたがもうあと四日しかないということで気合で行った。

 

www.canadacanada.online

 

 

 

向かう前に友人と調べた経路どうりに向かったのだがなかなか入口を見つけることができない。とそこに絶対この辺に住んでいるであろうおっさんが現れたのでそのおっさんに聞くことにした。

やはりすぐに近くに住んでいるらしく家に観光ガイドブック的なやつがあるらしくそれを貸してくれることになった。わざわざ家まで招待してもらいコーヒーまでもらって入口への行き方も丁寧に説明してくれた。やはりここみたいに田舎は人々は優しいなあと実感しつつ言われた通りに進んでいくと入り口に辿り着くことができた。今回のコースは全長3kmくらいで以前に比べるとそんな長くないし以前のようにいきなりサバイバルが開始する可能性もないため以前に比べると気軽に登っていけた。友人とこの一家別を振り返り思い出話をしていると頂上に到着した。

 

 

 

あいにく天気は曇りであったが、逆にそれが僕らにとっては幸運だった。雲ひとつないような晴天の昼間にハイキングをするととてつもなく暑く死にかけるような思いをするので曇りくらいがちょうどいい。

 

小さな町だが色々な思い出もあり丘の上から見るこの町は僕にとってとても大切な思い深い町となった。

カナダがこんなに自然だらけというのを全く考えもせず東京からスニーカ−3足しか持ってこなかったため今回のハイキングも登りにくかったがあそんなこと忘れるくらい景色は綺麗だった。

 

この町の特に好きなところはこんなに暑いにもかかわらず山の上に未だに雪が残っており毎日それを見れることだ。くそ暑くて死にそーと思っても山の上の雪を眺めれば少しは涼しくなれた気がした。気がしただけだが。

 

最後の方でここに来れてよかったと思った。残りは三日しかないが暑さなんて関係なしに精一杯楽しもうと再確認し山を降りた。

 

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休日にサバイバル

 

 

 

今日はいきなりもらった休日だった。

朝起きてホストに会うと、今日は休みだよと言われ寝起きで脳はまだ寝ていただろう僕は一瞬で目が覚めよしと心でガッツポーズした。前から決まっていた休みよりもいきなり言われて始まる休みの方がドキドキが多い気がする。休みの前の日とかにいつも明日休みだけど何しようかなと考えたりするがいきなりの場合その日になってから休みと知るためその分やべえ今日休みだ何しよ何しよといった感じでドキドキが多い気がするのは僕だけだろうか。

 

 

そして続けてホストは今日仕事でバンクーバー行くんだけど途中で通るホープって街で降ろしてあげるからそこで遊んできなよと提案してきた。これには僕も一緒に住んでいるアメリカ人も大賛成。今住んでいる町よりも大きいし自然もめちゃくちゃ綺麗だそうで僕らの胸は高鳴った。

 

 

早速準備を済ませ車に飛び乗ったわけだが、実はここからが長い。未だに日本の距離感で生きている僕からすれば今から行くホープというところはまじかよというくらい遠い。距離にすれば僕の住んでいるところからホープまでは172km。ありえないくらい遠いんだがホストはホープを超えてバンクーバーまで今日仕事に行く。本当にカナダ人の一日の車での移動距離は長い。しかも毎週週に二回もバンクーバーに通っているホストは僕からしたら信じられない。

 

 

そんなこんなで車に飛び乗ったのはいいものすぐにはつかないのでゆっくり景色を見ながらホープに着くのを待つことにした。

車内が快適すぎてこの世界と睡眠の世界を行き来しているくらいの時にようやくホープに到着した。車から見る感じいい感じに栄えててワクワクした。そしてそのまま街を通り過ぎてホストがオススメするハイキングコースに連れて行ってもらった。街のすぐ横にある山の奥の方にあるハイキングコースなのだが、昔鉱山だったらしく今では使われていない線路が道となっていてトンネルもたくさんありさらには滝まで見えるゴージャスなハイキングコースだった。

 

 

入り口の駐車場で降ろしてもらい街まではタクシーに電話してタクシーで行ってね〜とホストは言ってバンクーバーに向かった。

よしこれから楽しむかと山を見上げたくらいの時に友達がタクシーの電話番号わかる?って聞いてきた。もちろん知るはずもない。そもそもカナダに来てタクシーに一回も乗ってないしましてやここホープのタクシーなんて知るはずもない。知らないよと答えると俺ら終わったかもと苦笑いしながら言ってきた。わけがわからずなんで?なんで?と聞くと、僕もタクシーの電話番号知らないんだけどここ山の中で電波入らないから調べられないんだよねと言った。それから続けてここから街までさっき見た看板によると9kmあるんだけどタクシー呼べないから歩いていくしかないかもといってきた。

これはさすがに結構終わりに近いなと思った。今からハイキングをするのにそれが終わってからこんな山道をこんな猛暑日にしかも9kmも歩くなんてやばいに決まっている。何度考えても無理だと二人で思ったが、だからと言って他の方法も見つからないため二人で笑うしかなかった。ホストとの待ち合わせが街にあるカフェだったためんんとしてでも街に帰らなければいけない。

 

 

とりあえず考えても何も浮かばないしハイキングに出発することにした。

ハイキングのコースは最高だった。緑も綺麗だったし川も山の雪解け水で水自体も綺麗だったし、トンネルも長くて楽しかった。ハイキングのゴールに差し掛かったところで看板が見えてきた。その看板曰くどうやらこの先を右に曲がってずーっとまっすぐ行けばホープの街に戻れるらしい。歩いて行くなんて嫌だったがそれ以外方法もないためそちらの道を進むことにした。その道を進んでいるとすぐに開けたところに出た。二人してなんだここと先を急いで向かうとなんか土を取ってるのか知らないけどよくある開けた土地に出た。しかもそれと同時にさっきまでは頻繁にあった看板も綺麗さっぱりここにはない。え?どゆこと?って感じに二人でなり辺りをキョロキョロしながら進むが何も看板もないし人なんて誰もいない。

しかもめちゃめちゃ暑い。持っていた水も二人とも飲み終わってしまった。

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来た道を戻るという選択肢もないことはないが今からあの駐車場に戻ってそこから街を目指すなんてもう嫌すぎて二人とも前に進むことしかできなかった。

楽しい楽しい休日のはずが水無電波なし看板なしのところに迷い込みちょっとしたサバイバル的なことになってしまった。

 

 

そこから二人で2kmぐらい歩いただろうか。やっと前に道路が見えてきた。車もちょくちょく通っている。あれはホープにつながる道に違いないと二人して早歩きで向かった。そしてその道路はホープに続く道だったのだが、それと同時に見えた看板にはホープまで9kmとしっかり書いてあった。とんでもないことに結構歩いたつもりではあったが実際ぐるっと回っただけであり5kmぐらいはホープに近づいていると思っていたのだが全然今から9kmだった。

 

 

 

そこからの僕らはまるでスタンドバイミーのごとく線路の上ではなかったがひたすら猛暑の中9km歩き続けた。歩いている途中いろんな話をした。この9kmのおかげで友達とと距離もさらに縮まったような気がした。終わったから言えるが今思い出すと想像していたよりは楽しかった。

 

 

やっと9km歩き終わり街にあるコンビニ的なおみせに駆け込み水を買った。店員さんにそんな嬉しそうな顔をしながらお水を買う人たち見たことないわと言われた。9kmも水無で歩けばこんな顔見なるわと思いながら水をグビグビ飲んだ。

 

 

一時は終わったとも思ったが友との絆も深まり美味しい水も飲めてまあなんだかんだいい一日だった。とりあえず当分は道路を歩きたくないだろう。

 

 

 

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自由テキスト

 

 

音楽を聴くことはいいことなのか。

 

 

僕にとって音楽とはどういう存在なんだろう。こんなセリフ音楽家ならまだしも一般人の僕が言うと少し恥ずかしいような発言だが今日ボケーっと音楽を聴きながらそんなことを考えていた。

 

 

 

以前にも書いたが僕は音楽が大好きだ。

www.canadacanada.online

 

 

 

 

音楽をおきかなかった日があるのかどうかもわからないくらい音楽が過ぎなのだが、ふと音楽聴くことっていいことなの?と思った。毎日毎日音楽は聴いているけれど、実際音楽がなくなっても死にやしない。音楽関係の仕事をしている人たちは死んでしまうかもしれないが音楽がなくなって死んでしまう人はそう少ないだろう。そこで好きな音楽を聴きながら音楽というものに迫ってみた。

 

 

 

まず音楽を聴くということがそもそも人間にとっていいことなのか悪いことなのかということは知りたい。悪いということはないというのはわかっているが人間にどのような影響をもたらすかというところが興味深いところだ。

とりたえず単純に音楽は人間にいいことか悪いことかと打ち込み検索してみた。すると一番上に出てきたこの記事、椿音楽教室さんが今回僕の疑問を解決してくるようだ。まずこの椿という美しい名前が素晴らしい。きっと僕の疑問を解決してくれるだろう。

 

tsubaki-musicschool.com

 

 

 

 

どうやらこの記事によると、よく昔大人の人たちに音楽を聴きながら勉強したり作業したりするのはあまり良くないと言われたことがあるような気がするがどうやらそれは間違いのようだ。

まず人間が何かに集中していてその集中を妨げる原因が周囲の騒音などの外的原因がほとんどだそうだ。そこで音楽を聴くことによって雑音などが消え、集中力を継続させられたり、集中することへの習慣づけにもなるらしい。

 

 

 

他にも普段僕らが作業や勉強をしている時は左脳を働かせているらしいのだが、片方だけ働かせていると疲れるのも早くなってしまうそうなのだが、そこに音楽をかけることによって感覚をつかさどる右脳が働き、バランスよく脳を働かせることができるそうだ。集中力が続かない人にはおすすめとまで書いてある。まさにこれは僕のためのアドバイスだ。昔からすぎてもう慣れてしまったが、僕は本当に集中力が続かない。これからは欠かさず音楽を流して集中力を高めていこうではないか。

 

 

 

音楽で泣いちゃうくらい感動したことだってあるし音楽の素晴らしさは知っていたが、意味があるのかと聞かれたらそこはうーんとなってしまっていた僕だが、今日この期に音楽の素晴らしさを改めて知ることができた。言っちゃえば音楽に悪いところはないと言えるくらいいいところもあり素晴らしい。

 

これからも今まで通り音楽を聴きまくろうではないか。音楽最高。椿音楽教室最高。

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ミニストップではなく本物のハロハロ

 

今日は祝日だったから大いに祝日を楽しんだ。昨日の夜から友達と明日は最高の祝日にしようと話していた。

 

まず朝ゆっくりと起きていつもより少し手の込んだ朝食を作った。いつもならホットケーキかシリアルかパンなのに今日は野菜を切るところから二人で頑張ってみた。料理名はただのスクランブルでありそれ以上何でもないのだが、ポテトやピーマン、パプリカも入れちゃったりして休日仕様のスクランブルエッグを作った。二人とも張り切りすぎて多めに作ってしまったため食べ終わった頃には二人とも結構お腹いっぱいであり今から一日スタートという腹ではなくなってしまっていた。が僕らにのんびりしている余裕はない。今日は楽しむ、そう決めたのだ。どう楽しむかというとまずハイキングに行きここら辺では有名な滝を見て、そこから街に繰り出し(街と言ってもとて乙もなく小さいが)、ランチを食べ、スーパーで買い物をして家に帰ってきてからストロベリーパイを作るという流れだった。

 

 

無事支度も済ませた木を目指してハイキングに向かった。今日は祝日というのに他にハイキングをしている人を誰も見かけなかった。ここ少しは有名なところなのに休日誰もいないの?と二人で話しこの道で合ってるよね、ちゃんと滝あるよねという不安な気持ちを少し持ちながらてくてく歩いて滝を目指した。

 

 

ホストからあそこの滝までは意外とすぐだよという言葉どうり歩いて15分もしないうちに滝が見えてきた。山の雪が溶けてきているシーズンというのもあり川の流れは理解不能なほど早かった。滝上の部分まで行ける道もあり上まで行って端っこ立ってみた。高所恐怖症ではないがこの滝ばかりは流れが速すぎるのと高すぎるということで少しだけ怖かった。そこに立ち続けていると鳥肌か立つくらい強くなってくるのだが暑い今日のような品位はその寒さと気温の暑さが中和されていい感じといったしょうもないこともしたりして楽しんだ。

 

 

お昼は街で見つけたフィリピン料理のお店に入った。店を入るなりすぐにハロハロおすすめ!と書いてあった。写真を見るとどうやらあの僕らが知っているハロハロと同じハロハロらしくミニストップのパクリかな?と即座に思ってしまった自分が情けなかった。席について調べたのだがハロハロとはフィリピンのデザート的なものでありミニストップが日本風にアレンジして販売しているらしい。そう、こののハロハロこそが本物のハロハロなのだ。絶対にこれを食べるとメインの料理を決める前に決めていた。

 

 

お昼ご飯はBLTサンドイッチを食べいい感じにお腹が膨れてきたところでついにハロハロを頼んだ。あいにく携帯の充電がそのとき切れていて写真が撮れなかったというのが残念。そしてハロハロが僕らの目の前にやってきた。これが本物のハロハロかぁと二人してまじまじと見ていたのだがあることに気がついた。なんかあんまり美味しそうじゃなくない?ということだ。わからない、僕らが期待しすぎてしまっただけであれは普通のハロハロだったのかもしれない。でも見た感じガリガリに砕かれたかき氷のようなアイスと牛乳のような白い液体がバーッと入っていてそこに少しフルーツ的なものが入っているなあといった見た目だった。

 

 

実際に食べてみるとあまり味がしない。ミルクっぽい味が少しするのとあとはひたすら氷といった感じであった。フルーツらしきものも食べてみたがイマイチ味がよくわからない。というか氷を食べ過ぎて口の中はカンカンに冷たく頭はズキズキして味わえてなかったのかもしれない。

そして何よりも期待をしすぎてしまったことによるショックも少しあった。ちゃっかり1400円くらいしたしね。

 

 

 

しかし今日の僕らにはそんなことでがっかりしている時間はない。きっとお店の人たちも暑さで疲れていたんだろうと二人で話しスーパーに寄って家に帰った。

ハロハロで少し悔しかったのか僕らはものすごくパイを作ることに張り切っていた。そしてその成果もあり予想をはるかに超えるストロベリーパイを作ることができた。

 

 

でも今日のハロハロのおかげで日本のハロハロでもあんなに美味しいのに本場フィリピンのハロハロが美味しくないはずないとリベンジを決め次ハロハロを食べる時が楽しみになったから結果いい休日であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本人と日本車

 

とても風の強い一日だった。帽子をかぶってても油断するとあったおいう間に飛ばされちゃうくらい。今は季節の変わり目なのか荒れた天気が続いている。

 

 

ここに僕は五月からステイをしているのだが、ここのホストは三菱の軽トラックを持っている。日本では軽トラックなんてどこに行っても見るがカナダでこれ以外の軽トラックを見たことは一度もない。みんなもっと大きなトラックに乗っている。その軽トラックだがここにステイしている間自由に使ってもいいよというかなり最高なお言葉をいただいたため毎日のように乗り回している。

 

 

家は山の奥だからどこに行くにも車がないと移動することはできない。そして山の中に家があるため家の設備も普通の家に比べるとかなり欠けている。まず飲み水だがこんな山奥できれいな水をパイプで引っ張ってくることなんてできるはずもなく、飲み水は週に二回ほど30分ほど車を走らせた別の山のふもとにあるキャンプ場の中にある飲料用の水道まで取りに行っている。今はそれにだいぶ慣れてきたが住みだした当初は地獄のように感じていた。

 

 

そして今日ついに家にある飲み水が尽きてしまったので同じくステイしているアメリカ人とお水を求め山へ向かった。その山まで行く道のりも道路の横は崖みたいな無理やり作った感満載の道路を通るため今日のように風がめちゃめちゃ強い日は謝って崖から落ちないか運転しながら不安でしかたない。ましてや軽トラックだからけぜで揺れるなんてことはしょっちゅうだ。

 

 

そして無事にキャンプ場に着きおめあてのお水も補給してさっさと家に帰ろうとしていた。

風も強いし今日一日疲れたしで帰りは行きよりも車を飛ばしていた。80kmくらいで走っていると路肩に止まっている一台の車を見つけた。しかしその時の僕らは早く帰りたすぎてその車を気にもせず走り抜けた。走り抜けてから走行できずいたのだがまさかのその車はポリスちゃん。速攻で僕らのことを追いかけてきた。そう僕らは法定速度60kmの道路を80kmのスピードでパトカーの横を走り抜けてしまったのだ。

もうこれはどうあがいても剥いだと思いすぐに降参し車を道路の隅に停めた。

 

 

するとおまわりさんが最初に言った言葉が

凄い珍しい車にのってるね〜と車をジロジロ見ながら行ってきた。僕ははあと答え今からめんどくさいな〜と思いながら返答した。

 

おまわりさんはスピードのことなんて何も言わずただひたすら僕に軽トラックの質問をしまくってきた。どこで買えるの?とか燃費はいいのとかとりあえずひたすら軽トラックの話。僕が日本人だと聞いてなおさらテンション上がったのかどんどん質問攻めにしてきた。どうやらおまわりさんはこの車のサイズがめちゃくちゃ気に入ったらしい。いつももっと大きい車に乗っているそうだが大きすぎて融通がきかないんだよね〜と言っていた。

 

 

 

質問も終わりよしこれから本題かと思ったがおまわりさんはいい日本車見つけたし日本人に日本車の説明してもらったしありがとう今日は見過ごすよと笑顔で行ってきた。

ここは日本のどこかと姉妹都市か何かなのかわからないが日本人に対して優しい気がする。そんなこんなで見過ごしてもらえた。もう80kmなんて出しません。

 

 

そして無事に帰り着き美味しいお水を飲むことができた。こんなことが起きるなんて思ってもいなかったが日本人でよかったと思えた一日であった。