Living my life

カナダ生活、日々思うこと、様々です。将来どころか明日も見えていない。これだから人生は楽しい。

ミニストップではなく本物のハロハロ

 

今日は祝日だったから大いに祝日を楽しんだ。昨日の夜から友達と明日は最高の祝日にしようと話していた。

 

まず朝ゆっくりと起きていつもより少し手の込んだ朝食を作った。いつもならホットケーキかシリアルかパンなのに今日は野菜を切るところから二人で頑張ってみた。料理名はただのスクランブルでありそれ以上何でもないのだが、ポテトやピーマン、パプリカも入れちゃったりして休日仕様のスクランブルエッグを作った。二人とも張り切りすぎて多めに作ってしまったため食べ終わった頃には二人とも結構お腹いっぱいであり今から一日スタートという腹ではなくなってしまっていた。が僕らにのんびりしている余裕はない。今日は楽しむ、そう決めたのだ。どう楽しむかというとまずハイキングに行きここら辺では有名な滝を見て、そこから街に繰り出し(街と言ってもとて乙もなく小さいが)、ランチを食べ、スーパーで買い物をして家に帰ってきてからストロベリーパイを作るという流れだった。

 

 

無事支度も済ませた木を目指してハイキングに向かった。今日は祝日というのに他にハイキングをしている人を誰も見かけなかった。ここ少しは有名なところなのに休日誰もいないの?と二人で話しこの道で合ってるよね、ちゃんと滝あるよねという不安な気持ちを少し持ちながらてくてく歩いて滝を目指した。

 

 

ホストからあそこの滝までは意外とすぐだよという言葉どうり歩いて15分もしないうちに滝が見えてきた。山の雪が溶けてきているシーズンというのもあり川の流れは理解不能なほど早かった。滝上の部分まで行ける道もあり上まで行って端っこ立ってみた。高所恐怖症ではないがこの滝ばかりは流れが速すぎるのと高すぎるということで少しだけ怖かった。そこに立ち続けていると鳥肌か立つくらい強くなってくるのだが暑い今日のような品位はその寒さと気温の暑さが中和されていい感じといったしょうもないこともしたりして楽しんだ。

 

 

お昼は街で見つけたフィリピン料理のお店に入った。店を入るなりすぐにハロハロおすすめ!と書いてあった。写真を見るとどうやらあの僕らが知っているハロハロと同じハロハロらしくミニストップのパクリかな?と即座に思ってしまった自分が情けなかった。席について調べたのだがハロハロとはフィリピンのデザート的なものでありミニストップが日本風にアレンジして販売しているらしい。そう、こののハロハロこそが本物のハロハロなのだ。絶対にこれを食べるとメインの料理を決める前に決めていた。

 

 

お昼ご飯はBLTサンドイッチを食べいい感じにお腹が膨れてきたところでついにハロハロを頼んだ。あいにく携帯の充電がそのとき切れていて写真が撮れなかったというのが残念。そしてハロハロが僕らの目の前にやってきた。これが本物のハロハロかぁと二人してまじまじと見ていたのだがあることに気がついた。なんかあんまり美味しそうじゃなくない?ということだ。わからない、僕らが期待しすぎてしまっただけであれは普通のハロハロだったのかもしれない。でも見た感じガリガリに砕かれたかき氷のようなアイスと牛乳のような白い液体がバーッと入っていてそこに少しフルーツ的なものが入っているなあといった見た目だった。

 

 

実際に食べてみるとあまり味がしない。ミルクっぽい味が少しするのとあとはひたすら氷といった感じであった。フルーツらしきものも食べてみたがイマイチ味がよくわからない。というか氷を食べ過ぎて口の中はカンカンに冷たく頭はズキズキして味わえてなかったのかもしれない。

そして何よりも期待をしすぎてしまったことによるショックも少しあった。ちゃっかり1400円くらいしたしね。

 

 

 

しかし今日の僕らにはそんなことでがっかりしている時間はない。きっとお店の人たちも暑さで疲れていたんだろうと二人で話しスーパーに寄って家に帰った。

ハロハロで少し悔しかったのか僕らはものすごくパイを作ることに張り切っていた。そしてその成果もあり予想をはるかに超えるストロベリーパイを作ることができた。

 

 

でも今日のハロハロのおかげで日本のハロハロでもあんなに美味しいのに本場フィリピンのハロハロが美味しくないはずないとリベンジを決め次ハロハロを食べる時が楽しみになったから結果いい休日であった。