Living my life

カナダ生活、日々思うこと、様々です。将来どころか明日も見えていない。これだから人生は楽しい。

戌年な日々

 

お手伝いで庭のお掃除をした。

 

木の枝や、落ち葉をひたすら集めまくる作業。

こういった作業は嫌いじゃない。

 

最初の10分くらいで頭に完全に仕事内容を流し込んで、あとはひたすら手を動かしながら考え事をする。

この作業が結構すきだ。

 

そしていつものようにひたすら考え事をしながら手を動かしていた。

 

他から見ればそれは完全にロボットだっただろう。

顔は無表情、手はシャッシャッと動いているあの姿は人間らしさが欠けていただろう。

 

そんな仕事熱心な僕におばあさんはたくさん話しかけて来る。

 

もうちょっと細かい葉っぱもよろしくね。

とか、

端っこのもねとか。

 

最初はうんうん。と聞いていたが次第にそれはただの迷惑な音に変わりぼくを変化させた。

 

仕事に集中できない。

これにつきた。

 

これは完全におばあさんが悪いとわかったぼくはおばあさんにいった。

 

一緒にやりませんか??

 

 

一緒にやることになった。

 

おばあさんとぼくのはじめての共同作業。

庭掃除。

 

さっきまでぼくにたくさん注文つけていたおばさんも静かにサクサクと働いている。

 

ぼくに言わずとも、自分で思ったところをやればいいのだ。

 

明らかにさっきの時に比べて効率が上がった。

 

 

時にはお話をした。

 

それは楽しく素敵な時間だった。

 

おばあさんはよく近所の人に怒られるらしい。

犬がうるさいと。

 

おばあさんは

犬くらいいいのにねぇ〜と言った。

 

これだけ聞くと、確かに犬くらいいいのにねぇと思う。

 

でも、ここの家は例外だ。

犬が14匹もいて、それぞれ色々なタイミングで吠える。

 

3匹くらいは一日中吠えている。

 

それは流石にうるさいよ。おばあさん。

 

そう思った。実際ここに住んでて思う。

 

犬がうるさい。

 

犬は大好きだしここにいる犬もとても可愛い。

でも、おばあさん1人で全ての犬を管理できていないのだ。

 

なんなら犬に飼われているおばあさんと言ってもいいくらい自由な環境で犬たちは生きている。

 

さてと、犬にご飯をあげなければいけない。

14匹分作るのは一仕事だ。 

 

今年は本当に戌年だなぁ。

そう感じる毎日です。