『喫煙後45分間敷地内立ち入り禁止』
ふら〜っとネットのニュースを見ていて面白い記事を見つけた。
まず最初に大学の名前について突っ込んでもいいですかね。
北陸先端科学技術大学。かっちょいい名前だな。まず記事を見たときにこの名前に目がいってしまった。
北陸で最先端の大学に違いない。素晴らしい名前だ。
大学が最先端となれば禁煙に対する取り組みも最先端というわけか。
記事を読み、普通に驚いた。
今までかつて聞いたことがあるだろうか。
タバコ吸ってから45分間は敷地内立ち入り禁止。
敷地内にも入れないのだ。これはなかなか思い切った取り組みであると思う。
教授とか学生とか喫煙者たちはどうしているのだろうか。
よし、次帰ってくるのは45分後だな。と校舎に背を向けとことこタバコを吸いに行くのだろうか。。
もしも自分が生徒なら耐えられない。二択だ。
学校辞めるか、タバコをやめるか。
どちらかをやめるだろう。
とは言ってもさすがにタバコを吸いたいという理由で大学をやめるほど挑戦者ではないためタバコをやめるという選択をするだろう。
しかし結局タバコが吸いたくて厳しいルールに縛られながらも喫煙を続けるのかもしれない。
それにしてもここまで厳しくなるとは驚きだ。
世界でも最先端だと思う。
カナダなんて一箱千円以上するのが普通なのに吸ってる奴はスパスパ吸っている。
お金がない職がないような人たちは路上でタバコを一本単位で売ってたりもする。
以前バンクーバーを歩いていたときは3回ほどタバコ一本買わないかい?と声をかけられたほどだ。
吸殻は道路に散乱し、副流煙も半端じゃない。
そんなところもある中でというか多分んほとんどの国がまだそんな感じな中で、同じ地球にある日本ではあのような取り組みが行われているのだ。
もう最先端なのは日本の中だけではなく、世界の中でも最先端と言っても過言ではないだろう。
でも正直日本のタバコに対する姿勢がよくわからなかったりもする。
カナダに来てから無事禁煙を続けている僕だが、日本にいるときはガンガン吸っていた。
喫煙期間は四年くらい。
なんども日本で禁煙を試みたりもしたが、ことごとく失敗した。
日本では禁煙しろ分煙しろなどと言いまくるがそのわりにタバコの料金が世界に比べてそこまで安くないという印象だ。
僕がなぜ禁煙できなかったかと考える理由の一つにそれが上がる。
僕が吸っていたのは440円のタバコだったが、そのくらいの値段ならバイトしていれば余裕で買えるような値段だ。
簡単に手に入ってしまう。
喫煙者を減らそうと思っているなら先に金額をあげるなりするべきだ。
まあ、なんらかの事情で上げれないのかもしれないけど。
仮に一箱1500円になったら喫煙者は死ぬほど苦しいが喫煙者は確実に減っていくだろう。
最低賃金よりも高いタバコはまず学生や若者からどんどん喫煙者が減っていくだろう。
しかし本当に喫煙者を減らしたいならそうするのが早いと思う。
最近では飲食店でも禁煙化をしようとしているという話を聞いた。
しかし飲食店を全面禁煙にしてしまうとお店側も困るのではないだろうか。
カフェ系のゆっくりするようなお店は特に困るだろう。
カフェでタバコ吸えないんだったら、家帰ってコーヒー飲みながらゆっくりタバコ吸おと僕ならなってしまう。
完全分煙ならまだしも全面喫煙はあまりいい案とは思えない。
日本を出ると今まで普通に感じていたことが全然普通じゃなくなったりする。
日本でタバコを買おうと思えばどんな田舎でもコンビニさえあれば買うことができる。
カナダだとガソリンスタンドや、タバコを取り扱っているスーパーに行かなければならない。
日本のようにコンビニの数はないし、タバコを取り扱っていない店も多い。
そう考えると日本はタバコを吸って税金をたくさんおさめろと言っているのか禁煙しろ人の迷惑考えろと言っているのかどちらかよくわからない。
あでも日本に帰ったらすぐさま吸いたくなるに違いない。
まだ子供だった頃にタバコに憧れて買っていたココアシガレット。
初心に戻って吸いたくなってもココアシガレットをくわえていよう。
30個で900円はタバコに比べて圧倒的お手頃価格である。