2018年世界幸福度ランキング
14日に国連から2018年版世界幸福度ランキングが発表されたらしい。
何かの記事で見つけて興味があったから見てみた。
まず最初に気になる我が故郷日本はというと。。。
54位。
まあそのくらいだろうと思った。
日本は先進国であり、かなり発展している国だと思うが、だからと言って幸せなわけではない。
あの労働社会で心から幸せと言える人は少ないのかもしれない。
一方ただいま滞在中のカナダは7位である。
見事に10位以内にランクインしている。
これは住んでても納得のいく順位だと思う。
54位の日本から7位のカナダに来たのだからなおさら幸福度を感じやすいだろう。
そして1位はフィンランド。去年一位だったノルウェーが2位に後退したそうだ。
フィンランドにも興味があるが、さらに僕の中で気になっている国がノルウェーである。
僕が今行きたい国ランキング一位だ。
何に興味があるのかというとまず街並み。ヨーロッパならではの張栩おしゃれな街並みを一度この目で見てみたいという思いがある。
他にもノルウェーは人口がめちゃくちゃ少ない。人も少なくて街並みもオシャレで幸福度ランキング上位なんて最高の国である。
他の主要国を見てみる米国は18位、ドイツが15位、英国19位って感じ。
もう一度日本の順位を確認しよう。54位である。
これはなかなかまずい結果なのではないのだろうか。
さすがに他の主要国でも20位以内にはそれぞれランクインしている。
そもそも主要国というのは他の国に比べて発展もしていて快適なはずではないのだろうか。
もはや日本の後に続く国は紛争中の国や発展途上国ばかりである。
このランキングは日本人は下から見るべきだと思う。
上から見ると知っている国ばかりでそうかそうかで終わってしまうが、下から見ると知らない、聞いたことのない国がたくさん並んでおりその中にいきなり日本が出てくる。
言ってしまえば日本の幸福度だけで見ると発展途上国や紛争中の国とさほど差がないのだ。
人々は生きている中で忙しかったり、いろいろで人間の生きている本当の意味を忘れてしまうことが多くあると思う。
しかし僕が思うに人間の本来の生きる目的は幸せであることではないのだろうか。
幸せと感じ、生きていてよかったと思えることが人間の生きる意味だと思う。
カナダに来て、広大な自然や幸せそうに生きている人たちを見て自分もそんな風に感じる機会が増えたというのは間違いない。
まだ数ヶ月しかここで生活していないものの日本とカナダどっちが幸せかと聞かれたら間違いなくカナダで生きていった方が幸福度は上がるだろう。
だからと言って日本人の幸福度を上げるためにはどうしていけばいいのだろうと考えては見てみるもののいまいち解決策が思いつかない。
人は人、別に人が幸せかなんて関係ないしそいつが幸せと思っているならそれでいいという気持ちもわかるが、日本の幸福度は世界から見るとこんなもんなんだぞというのを頭に入れておきたい。
世界に幸せになりたくない人なんていないだろう。このランキングは自分は今本当に幸せなのか、人間本来の生きている目的を達成できているのだろうかと考える良い機会になった。
来年はぜひ日本にはもっと頑張ってもらいたい。